こんにちは
パッションYUMI☆です!
「何度か通ってくれていたお客様が、気づけば来なくなった…」
「“予約考えときます”と言われたまま連絡が途絶える…」
そんな経験はありませんか?
がんばって施術したのに、その先の継続につながらないのはとてももったいないことです。
でも実は、ちょっとした工夫だけで“
自然と継続してもらえる”関係をつくることができるんです。
この記事では、「来た後」と「来る前」にやっておきたい2つのポイントを
LINE活用の視点から詳しくお伝えします。
すぐに実践できる内容ばかりなので、今日からぜひ取り入れてみてください。
なぜリピートしてもらえないのか? 原因は“手を打っていない”だけかもしれません

まず大前提として知っておきたいのは、
お客様の継続来店は「偶然」ではなく「設計」できるということです。
「気に入ってもらえたら、また来てくれるはず」
…という“待ち”の姿勢では、なかなかリピートは続きません。
売上は「新規集客数」×「継続率」で決まります。
特に重要なのが「LTV(ライフタイムバリュー/顧客生涯価値)」。
つまり、一人のお客様が生涯でどれだけあなたに通ってくれるか? という指標です。
このLTVを上げるために、“今すぐできる2つの工夫”をご紹介します。
【1】“来た後”のLINEフォローで、信頼と再来店意欲を育てる
▶︎ サロンで話した内容、実はほとんど忘れられています…
施術後に「お風呂は控えてくださいね」とか
「〇日後にまた来ていただくと効果が高まります」といったアドバイス。
ちゃんと届いているようで、意外と忘れられてしまっているんです。
だからこそ、「LINEでフォローすること」がとても大切。
- アフターケアの注意点
- 自宅でできるセルフケア
- 最短で効果を出すスケジュール
- ビフォーアフターの写真(許可をもらったうえで)
これらを**“画像”で送る**ことがポイントです。
文章だけだと読み飛ばされてしまいますが、
イラストや図解付きなら、一目で理解できて印象に残ります。
▶︎ キャンバなどの無料ツールで画像化しよう
「画像なんて難しそう…」と思うかもしれませんが
【Canva(キャンバ)】などの無料デザインツールを使えば
テンプレートを元に簡単に作れます。
たとえば──
- お風呂OK/NGのイラスト
- ベストスケジュール(週1→隔週→月1の流れ)
- セルフケアのチェックリスト
- おすすめメニュー早見表
こんな画像をあらかじめ用意しておけば、画像作成はグッと楽に、効果的になります。
【2】来る“前”から始まる信頼づくり。LINEのやり取りがカギ
▶︎ 初回来店前から“仲良し感”をつくっておく
意外かもしれませんが、お客様の継続意欲は来店前からすでに始まっているんです。
とくに、LINE予約を受けている場合は、そのやり取りの中で「関係性」ができてしまいます。
まずやるべきことは、「あいさつ文を最小限にする」こと。
よくある失敗が、LINEの自動返信に
「希望の日時・メニュー・お名前・お悩み・ご紹介者名…」など、項目をずらーっと並べてしまうパターン。
これ、実はお客様の心を遠ざける原因になっています。
まだ何も決まっていない段階で“質問責め”にされたら、返信が億劫になりますよね。
▶︎ やり取りの数を増やす=親密度が高まる
LINEでは「少しずつ情報を聞き出す」ことが大切です。
たとえば…
- 「こんにちは!〇〇サロンです😊ご予約ありがとうございます!」
- 「〇〇様のご希望の日時を教えてください」
- 「ありがとうございます。ところで、お身体で気になるところはありますか?」
- 「ご希望はむくみ取りとのことですが、脚?お腹?それとも全体的に…?」
こうしてやり取りが重なると、初回来店前に“すでに知ってる人”という印象が生まれます。
これがあるだけで、初回施術の満足度や信頼感がまるで違ってくるんです。
LINE登録のスムーズな流れをつくっておこう
サロンでLINEを使っていない人はほとんどいないと思いますが、登録の仕方がもたつくとチャンスを逃します。
おすすめは——
- QRコードをラミネートしてすぐ出せるようにする
- 登録の流れを丁寧に説明(“こことここを押して…”と案内)
- 「“あ”って送ってください😊」と指定する(スタンプよりハードルが低い)
「スタンプ送ってください」だと、意外と悩ませてしまうもの。
「“あ”って送ってください」なら、誰でもサッとできてやり取りが始められます。
【継続率UPの鍵】再来店を促すLINE配信の工夫
次回来店をその場で取れなかった場合、ただ「またお待ちしてますね!」では弱すぎます。
ここで必要なのは、「再来店する意味が明確に伝わるLINE」です。
たとえば──
●ベストスケジュールを提示
「週1×3回 → 隔週×2回 → 月1回メンテナンス」など、理想的な通い方を図にして伝えます。
●通えない人向けの“ゆるスケジュール”も
「通えなくても、月1なら改善できます。諦めずにご相談ください!」というメッセージを添えると、お客様の背中をやさしく押せます。
このように、“ベストな未来像”を視覚で示し、“来ないよりマシ”な選択肢も用意することで、お客様の心に「また行こう」という気持ちが生まれるのです。
LINEアイコンは「あなたの笑顔」が正解です
忘れてはいけないのが、LINEのアイコン。
よくロゴマークやお店の写真を使っている方がいますが、それでは親近感はわきません。
理想は、制服姿でにっこり笑っている、あなたの顔写真です。
LINEでやり取りしているのは“人と人”。お客様は、施術者の温かさや安心感を求めています。
顔が見えるだけで、「この人が担当してくれるんだ」と安心感が増し、リピート率にもつながります。
まとめ:「また来たい」は、丁寧なやりとりの積み重ねから生まれる
お客様に「また来たい」と思ってもらうには、来た後の丁寧なフォローと、来る前から始まる信頼づくりが欠かせません。
LINEを使えば、そのどちらも自然に、やさしく実現できます。
押し売りする必要も、強引な提案もいりません。お客様と一歩ずつ仲良くなり、心を通わせるだけで、リピートは生まれていくのです。
今日からできること——
- アフターフォローを画像でわかりやすく送る
- 来店前のLINEやり取りを意識して増やす
- アイコンを笑顔の顔写真にする
この3つを整えるだけで、継続率はきっと変わります。
お客様とのご縁を大切に育てて、サロンの売上も、あなたの自信も、ゆっくり着実に育てていきましょう。
それではまたお会いしましょう〜!