大変な幕開けの2024年になりましたが、でも・・・

あけましておめでとうございます。

小顔カレッジのパッションYUMI☆です。

今年初めてのブログは、楽しくて面白い話を書こうと思っていた矢先、
皆さんも知っての通り、天災や大きすぎる事故が相次ぎ
笑顔で「おめでとう!」と言えない幕開けになってしまいました。

ニュースを見て暗くなってしまう人もいると思うし
2024年はいったいどうなってしまうんだろう・・・
と思ってしまう人もいるかと思います。

私個人的には、JALの乗務員の方が、どれだけたくさんの人が乗っていようがわずか90秒で全員脱出できる訓練をしていて
そしてあんなに絶体絶命の事態なのに、それをみごとに果たしたということに感銘を受けたし
17人ケガしたばっか言ってないでそこちょっとフォーカスしてほしいよな
と思っています。

以前に起業仲間の懇親会で焼肉屋の指導をしているコンサルと話したんですが
「あんな、炭火焼の焼き肉やって結構火事になるねん。なんでかっていうと煙を吸うダストから一気に火が回るからやねん。
だからな、火事になったら一番にせなあかんことはダストのスイッチを切ること。これさえ徹底させておけば店は大丈夫やねんけど
これをどれだけ訓練させるか?が大事なことやねん。」
とこんな話をしたことを思い出しました。

備えあれば患いなし
という言葉がありますが、これって非常訓練の話だけではありません。


じつは私たち個人で経営をしている人たちの戦略にこそ必要なことなんです。

経営者って、どうしたら売りあがるだろうってばっか考えるでしょ。
もちろんあたしたちコンサルも「どうしたら売りあがるだろう」って考えて案を出すのが仕事です。

でもね、やってみたことがぜんぶうまくいくことなんてありません。
AさんでヒットしたチラシがBさんもヒットするわけではないんです。



でね、ヒットしなかったら改善点見つけて、またチャレンジするんですが
それとは別に、考えておいたほうがいいことがあります。

それは最悪の事態です。

あなたは最悪の事態を想定したことがありますか?

これね、結構な割合で「ない」って言われます。
なんでかっていうと「言霊(ことだま)とか「引き寄せ」が流行りすぎちゃって
「悪いことを考えたら引き寄せるから悪いことは考えないでおこう」
って思っている人がめちゃくちゃ多くなったからです。

でも、経営者たるもの最悪の事態を考えてなかったらどうなると思いますか?
ちょっとうまくいかなくなっただけで慌てふためくんですよ。

JALの乗務員も、焼き肉屋のコンサルも、最悪の事態を想定して
何度も何度もシュミレーションしているのです。

ならあたしたち経営者も、最悪のシナリオを想定してみて
その時どうするのか?を考えておけば、最悪の10分の1くらいの出来事が起きても
「大丈夫」って思ってきちんと対応できるんです。



この「大丈夫思考」って大事なんですが経営においては
「根拠のある大丈夫」がどれだけあるのか?が大事になります。

自己啓発のジャンルでは「根拠のない自信を持て」信仰も結構あるのですが
経営は絶対に根拠のある自信のほうがいいです。

わたしはサロンをやっていた時「今店がなくなってしまっても、大丈夫」と思っていました。

なぜならメンターのコンサルさんから集客の仕方を徹底的に学んでいたので
何もなくなれば、お金かき集めてまたホームページ作って口コミサイト契約して口コミ集めて紹介増やせばいいと思っていました。

それを「自力」と言います。
自力があれば最悪の事態になっても大丈夫と思えます。

でも「では最悪の事態を考えてみましょう」というと
考えただけで怖くなって委縮して「もうだめだ」って思う人がいるんですが
それって最悪のシナリオ=あなたが最悪にダメな人
になっちゃっているんですね。


だから最悪の事態を考えたときに作戦が思いつくどころか
「本当にそうなったらもう自分はダメになる」と思って怖くなったら
先に自己肯定感を上げないといけなくなります。



それをしないで、はりぼての「根拠のない自信」だけ持って経営したら
心の奥でずっと「本当に大丈夫か?」って思っているわけですから
なかなかうまく事が進まなくなる恐れがあります。

ということで、「最悪の事態を考えよう」についてここいらでまとめますと


ちゃんと自己肯定感がある人なら
「最悪の事態を想定してその時どうするのかきちんと把握しておく」


最悪の事態を想定して怖い人はとりあえず
「自分のすごいところ、自分の能力、自分の才能」を100個書き出してくださいませ♪
すべては自分ありきですよ。

では、今年もよろしくお願いします~~~~